漆には様々な技法があります。
鎌田さんは、麻の布を心材に塗り重ねてつくる「乾漆」の技法を用いて、軽くて柔らかい印象の器を制作しています。
彫刻も学ばれた新宮さんは、木を鑿(のみ)で彫って作る「刳りもの(くりもの)」の技法で作品を制作しています。
おふたりとも木地から塗りまで、一貫して制作しています。
新しい器づくりに挑むふたりの作品を会場でご覧頂きました。
日 時:2014年3月15日(土)~4月14日(月)
会 場:篠山ギャラリーKITA’S
第10回 篠山ギャラリーKITA’S セミナー
日 時:3月15日(土) 14:00 – 15:00
会 場:篠山ギャラリーKITA’S 2F
対 談:鎌田克慈 × 新宮州三 × 喜多俊之
近年、私達の食文化や料理が変化しつつあることから、漆器が持つ潜在的な持ち味も変化しています。
ハレの日に使う器だけではなく、普段使いに漆器を求める方が増えてきています。
これからの漆について、両作家とのトークをお楽しみ頂きました。