1954年にミラノで創設されたコンパッソ・ドーロ賞は今年70周年を迎え、6月20日、授賞式がミラノのADIデザイン博物館コンパッソ・ドーロ広場で行われました
70年に及ぶ歴史の中で権威ある工業デザイン賞として地位を確立。これまでの受賞製品のコレクション「ヒストリカルコレクション」は卓越的な性質と、その厳格な選考プロセスの権威性が評価され、2004年に『国の重要な資産』「国益財」であると、前例のない省令を受けADIデザイン博物館内に恒久的に保管されています。
コンパッソ・ドーロ賞は、ADI(Association for Industrial Design)イタリアインダストリアル協会にて選ばれた5名の国際審査員によって賞が決定され、受賞製品は新たにヒストリカルコレクションに加えられます。(賞は2年毎に開催、毎回審査員が変わります)今年の選考は、未来の為にものづくりをしているかどうかを重要な判断材料にしたと喜多が述べています。
6月20日に行われた授賞式の様子
第28回国際審査員5名
左からADI会長のルチアーノ・ガリンベルティ、ローマ国立近代美術館のディレクターであるレナータ・クリスティーナ・マッツァンティーニ、審査委員長 喜多俊之、デザイナーのフランシスコ・ゴメス・パス、作家兼キュレーターのマリア・クリスティーナ・ディデロ
ADIデザイン博物館公式ホームページ
第28回コンパッソ・ドーロ2024年公式ホームページ
Comments