AKITA COLLECTION


2016 / 秋田家具協同組合

日本は、森林が国土の68%を占めている森林大国です。 秋田県には、82 万haの森林があり、県土の71%を占めています。 その50%は、 杉を中心とした人工林の針葉樹です。この豊富な森林資源を、家具や建材として有効利用しようと、 秋田県に提案し、プロジェクトが発足しました。

秋田に自生し、400年前にはお城の部材などとしても使用されました。 木目の美しい杉を主体とした 新しい家具を、全てオリジナルデザインで世界に提案したいと考えました。このコレクションは、 先人が種から育て、60-80年後に伐採されたスギ材です。スギ人工林は、 健全な森づくりの為、間伐を計画的に数回繰り返し、その後伐採されます。 伐採した跡地は再造林され、 経済林として再生されます。 現在の再造林率は 2~3 割です。スギ材の高付加価値利用は、 循環型資源の視点からも、また温暖化対策としての COP21 課題の視点からも秋田県のみならず、日本全体で考えている課題です。 今回のプロジェクトでは、 地元の森林資源の有効利用と、優れた地方の中小企業体が連帯して、地域再生と環境アセスメントという2大課題の解決の糸口をさぐりながら、未来の産業創造へつながればという思いを共有してます。スギは、学術名「クリプトメリア·ジャポニカ」が表すように、 日本固有の植物です。秋田のスギは種から育てるので、数百年の昔から日本では有名でした。秋田スギの特性を生かして確かな技術と伝統の上に、 質感の異なる家具のデザインを実現しました。質素でシンプル、静寂の中に漂とした威厳を佇ませる、海外での発表では日本から発信するあたらしい家具の形として受けとめられました。

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