年別アーカイブ: 2018年

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旭川デザインウィーク2018

会場写真喜多スケッチ_旭川ホテルデザインプロジェクト_180521

2018年6月20日(水)~24日(日)の会期で旭川デザインセンターをはじめ、旭川市、東川町、東神楽町の各メーカー、工房、ショップほかで行われる「旭川デザインウィーク2018(http://www.asahikawa-kagu.or.jp/adw/index.html)」において喜多が下記イベントに参加、プロジェクトに参画しています。


■スペシャルトークイベント 喜多俊之が語る「デザイン・未来」

I F D Aの第1 回から審査委員、第4回から審査委員長を3度務めた喜多が、今回は「カッシーナのウィンクチェアが生まれるまでのストーリー」や「日本・北海道・旭川デザインの未来」、「旭川デザイン家具の海外への取り組み」などについて話をします。

<日時> 6月20日(水)16:30~17:30(15:00開場)
<会場> 旭川市大雪クリスタルホール 音楽堂(北海道旭川市神楽3条7丁目)
<定員> 500名
<参加費> 無料
<詳細> http://www.asahikawa-kagu.or.jp/adw/event_special_talk.html

【申し込みはこちらから(※事前申込制)】
https://adw2018-ste.peatix.com/view


■ホテルスペースデザインプロジェクト

2 0 2 0 年の東京五輪に向け、「おもてなし」の象徴でもあるホテル空間を考える動きが広がっています。そんな中、旭川デザインセンターに、喜多が監修したラグジュアリーなホテルスペースが出現。喜多がデザインし旭川のメーカーが製作した家具を、最新トレンドの設備や素材とともに、空間デザイナー成ケ澤伸幸氏が心地よい一室につくりあげます。

<会期> 6月20日(水)~24日(日) 9:00~18:00
<会場> 旭川デザインセンター(北海道旭川市永山2条10丁目1-35)
<詳細> http://www.asahikawa-kagu.or.jp/adw/event_hsdp.html

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知的財産権制度活用優良企業等表彰&知財功労賞 特許庁長官表彰 

1_授与写真 ckt_0536

3_個別写真 ckt_0782

2_集合写真(長官賞)ckt_0654

平成30年4月18日に平成30年度「知的財産権制度活用優良企業等表彰」及び「知財功労賞 特許庁長官表彰」(経済産業省特許庁)の表彰式が行われました。
これは、知的財産権制度の発展への貢献をたたえられたものです。

【受賞コメント】
デザインはマーケットにおいて、そのオリジナル性を求められる事から知的財産権制度と深い関わりがあります。機能性や形など、国内外に対して広く活用されている制度です。これまでに多くの業種と関わる中で、常に大切な要素として位置付けています。輸出産業においても知的財産権の存在は今後とも重要さが増すと考えます。  喜多俊之

【詳細】
https://www.jpo.go.jp/news/koho/tizai_koro/document/h30_tizai_kourou/panel_212.pdf

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第743回デザインギャラリー1953企画展 「東大阪市企業が取り組む MADE IN JAPAN」

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この度、日本デザインコミッティーにて、第743回デザインギャラリー1953企画展と
いたしまして、「東大阪市企業が取り組む MADE IN JAPAN」が開催されます。

監修:喜多俊之からのメッセージ
東大阪市、6,000社余りの中小企業は日本の産業をものづくりで支えてきた歴史が
あります。こうした企業の中に近年、培ってきた高い技術力にデザインという付加
価値を加え、自社ブランド製品開発や世界照準を意識する動きが出始めました。
紹介する4社はその顕著な例です。日本オリジナルデザインでこれからの生活文化
と産業経済に貢献できる成果を期待したいと思います。

展覧会概略

  • 第743回デザインギャラリー1953企画展
    「東大阪市企業が取り組む MADE IN JAPAN」
  • 会期:2018年3月21日(祝・水)〜4月16日(月)
    最終日午後5時閉場・入場無料
  • 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
  • 主催:日本デザインコミッティー
  • 協賛:株式会社盛光SCM、大洋精工株式会社、八紘電機株式会社、ロブテックス株式会社(50音順)
  • 監修:喜多俊之

◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。

第60回デザインサロントーク

  • 日時:3月29日(木)午後5時〜6時
  • 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
  • テーマ:中小企業の可能性とものづくり(仮)
  • 出演:喜多俊之、淡野幸子(八紘電機株式会社)、草場寛子(株式会社盛光SCM)
  • 参加費:無料
  • 申し込み:不要
  • 定員:着席可能20名程度

レセプション

デザインサロントーク終了後、レセプションに移行いたします。

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喜多俊之 「自生素材を新素材として使う」 -地域で自生する「すぎ」と「竹」を新素材として生かすテクノロジーとデザインの力

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喜多俊之 「自生素材を新素材として使う」
地域で自生する「すぎ」と「竹」を新素材として生かすテクノロジーとデザインの力

GOOD DESIGN Marunouchi Exhibition #37

会期:2018年2月26日(月)-3月11日(日) 会期中無休
時間:11:00 ‒ 20:00・入場無料

島根県の竹、秋田県の県産材を素材に、2年間に渡って海外で発表したコレクションの新作を展示します。竹は、2017年4月のミラノサローネの期間中、インテリア誌 INTERNI 20 周年イベント「MATERIAL IMMATERIAL」で、「FLAT BAMBOO SHIMANE」と題して椅子や テーブルを出展、島根県産竹を皮付きのまま平板にする新しい技術が開発され、海外でも注目されています。
一方、秋田県産の木材を使った「AKITA COLLECTION」は国際見本市「ミラノHOM」で2017, 2018年に発表し、「日本独自の素材を匠の技術で世界製品にする」というコンセプトが、会場を訪れた人達の注目を集めました。
日本独自のものづくりをテーマに、地域で自生する資源をそれぞれの土地で育まれた匠の技や新しいテクノロジーを組合わせ、オリジナリティの高い独自の製品を世界に向けて発信していくというプロジェクトです。
喜多 俊之

喜多俊之 オープニングトーク
2月26日(月) 19:00 – 20:30 GOOD DESIGN Marunouchiにて
入場無料・申込先着順

本展展示コレクション「AKITA COLLECTION」「Flat Bamboo Shimane」を、デザイナー・喜多俊之がご紹介します。地域の自然資源を世界で評価される製品にするには?「これからのものづくりに重要なこと」について語ります。 また、大阪を拠点に、長年にわたって日本全国、そしてミラノはもちろん、いまや中国の様々な都市でデザインしている喜多の、世界各地での日々の体験を、写真とともにご紹介します。

お申し込みはこちらから:
http://kita.peatix.com

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Milano HOMI 2018 ”NEEL lamp ALED”

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2018年1月26日〜29日開催
MILANO HOMI
10号館-20B

「SEIKO SCM」
光は、気持ちに働きかけるものです。

地球に生きる私たちの祖先から受け継いだ光への感覚、

それを思いながらデザインしました。

喜多俊之

 

1961年に創業された日本の盛光SCMは、一台のヘラ絞り加工機から始まりました。創業時より職人魂を大切にし、人々に愛されるモノづくりを大切にするという教えで、照明器具を中心とした、Made in JAPANの製品づくりに取り組んでいます。私たちのブランド NEEL は、これからの空間照明を提案していくブランドです。

昨年に引き続き発表するシリーズALEDは、地場産業の職人技を活かした喜多俊之氏のデザインです。職人が一つずつ手でへら絞り加工したアルミが使われています。日常の暮らしに寄り添った、シンプルな照明です。

今年はペンダント以外に「持ち運べる安らぎ空間」をコンセプトとした、コードレスランプも紹介します。手で持ち運びできる照明としても使えるユニークなランプです。氏の追求する、人の暮らしに寄り添った、優しくて新しい光を今年も発表します。
SEKO SCM corporation

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Milano HOMI 2018 ”AKITA COLLECTION”

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2018年126日〜29日開催
MILANO
 HOMI
10
号館-B16スタンド

 

[AKITA COLLECTION]
人間は、身近にある自然を使い、ものを生み出してきました。

地球が生み出す資源の中でも樹木は、今も昔も人の暮らしに深く関わる素材です。秋田で生育した木を使って、歴史ある秋田の木工職人とともに、ディティールや、仕上げにこだわった、新しいスタイルの家具のシリーズを作りたいという思いで取り組んでいるプロジェクトです。

日本の森林の多くは、人の暮らしと関わりが深く共生しています。

自然に学び、木を育て、木を切り、使い、また植えることで森を守り、また、守られて、生き物が生きています。

近年の、木材をどう活かすかは、その土地の人の思い次第です。燃やしてエネルギーにしてもいい。選択肢がいくつもある中で、秋田県は、もう一度、職人の手でオリジナル家具を作ることを選び、土地独特の木の建築や歴史的な木製家具を作る技術を持つ、腕のいい職人達を集めて、その技術の高さが使う人々に伝わることを考え、デザインをまとめました。

秋田県には500万年程前から杉が自生していたと云われています。秋田の杉は、寒冷地という環境で少しずつ成長するため、年輪の目が細かく、美しい木目を持っています。また、香りはリラックスさせる効果があります。12の工房の職人達と作った家具シリーズを昨年に続き、今年も発表します。